誰も知らないひみつ…という程ではないにしても
「この世界の片隅に」という約2年の物語には、読まれることを待っているのに気づかれていない要素(誰も知らないひみつ…という程ではないにしても)がまだまだあるようです。このサイトでは、そうした「一読しても気づきにくい」のでは、と思いましたところを、私見ですが(自分自身、折角気づいてもすぐ忘れるもので…)備忘録として書き留めていきたいと思います(当然ですが、このサイトだけお読みになっても物語の内容は全く判りません)。「この世界の片隅に」をお読みになって、気になる事があるなと思われている方の頭の中の整理用として「ちいとだけ ちいとだけ」お手伝いさせて頂ければ幸い。
超広角レンズで撮影したかのような、普段の見え方とは異なる、大と小の逆転による世界観の再構築
作中の描写でも多用されている超広角レンズは、単に広い範囲を写すというだけでなく、(撮り方によっては)近くの被写体を極端に大きく、背景を極端に小さく見せる事ができます。普段の見え方とは異なる、大と小の逆転による世界観の再構築は、この「この世界の片隅に」という物語自体にも通じるところがあるのかもしれません。
目次
- 上巻
- 冬の記憶(9年1月)- どこかで公開済み
- 大潮の頃(10年8月)- どこかに公開済み
- 『鬼イチャン』作/浦野すず
- 波のうさぎ(13年2月)
- 第1回(18年12月)
- 第2回(19年2月)
- 第3回(19年2月)
- 第4回(19年2月)
- 第5回(19年3月)
- 第6回(19年3月)
- 第7回(19年4月)
- 第8回(19年5月)
- 第9回(19年5月)
- 第10回(19年6月)
- 第11回(19年7月)
- 中巻
- 下巻
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